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【絵本】無料公開!えんとつ町のプペルを読んで感じたこと【感想】

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プペルアイキャッチ

※タイトルを修正、無料公開について追記

最近全ページ無料公開で話題になった「えんとつ町のプペル」を読んだ苦労詐欺だ。
作者であるキングコング西野さんが以下のリンク先で全ページ無料公開してた。

spotlight-media.jp

※本の内容の下あたりにキングコング西野さんからのあとがきが掲載されてる

無料公開したことで話題となり、炎上しているらしい。
ここら辺に関して僕はあまり興味ないので何も言及するつもりはないよ。

ちなみにこの絵本は西野さん一人で作ったのではなく、複数の作家さんが分業で制作してる。
純粋に「えんとつ町のプペル」という作品を読んでみて僕が感じたことを書いてく。

「えんとつ町のプペル」ストーリー・内容

プペルタイトル

舞台はえんとつの煙に空を覆われた「えんとつ町」
夜空を掛ける配達員が煙を吸い込んで咽てしまい、配達していた心臓を町に落としてしまったところから物語りは始まる。

落とした場所は町のゴミ捨て場で、落ちてきた心臓にゴミが集まりゴミ人間が完成。
ゴミ人間は町でハロウィンをやっていたことで、最初は人々に仮装だと思われ受け入れられていたが、ゴミ人間だと分かったとたん嫌われ者に。

そんなゴミ人間に声を掛けたのがすすだらけの少年ルビッチ。
ルビッチとゴミ人間は仲良くなり、ルビッチはゴミ人間に「プペル」という名前を与える。

ルビッチとプペル

ルビッチとプペルは仲良くなっていくが、ゴミ人間で嫌われ者のプペルはいじめられるようになってしまう。
ついにはルビッチまでいじめられてしまい、ルビッチはプペルに「君とはもう会えない」と言ってしまう。

それからしばらく姿を表さなかったプペルだが、ある日ルビッチの前に現れて、「行こう」と彼を家から連れ出した。
プペルはルビッチを連れて壊れた船に乗り込み、ありったけの風船を船に括り付けて上空へ。

船は煙を突き抜けて、ついに煙の上へ。
そこに広がっていたのはルビッチが過去に一度だけ見たことがある満天の星空だった。

満天の星空

プペルはルビッチに彼がなくしたペンダントが自分の頭の中に入っていること、これが無くなると自分が動かなくなってしまうことを伝え、ペンダントを返そうと試みる。
ルビッチはプペルの行動を静止し、「毎日会おう。そうすればペンダントの中の父ちゃんの写真も毎日見れるよ」と言い出す。

ルビッチは連れてきてもらったこと、プペルと合えたことにお礼を言うと、プペルは照れながら鼻の下をこすった。
ルビッチは死んだ父親と同じ癖のプペルを見て、プペル自身が父親の生まれ変わりなんだと気がつくのだった。

僕なりに内容をまとめてみました。
詳細に知りたい方は下記アドレス先の無料公開を見るか、Amazon・楽天から購入してね。

spotlight-media.jp

描かれているのは現代を風刺した作品

現代社会

この作品は読み手によって感じ取り方がだいぶ変わってくる。
子供は単純な絵本として楽しめて、勇気を感じることができる。
大人はえんとつ町が何を表していているかや、作品からのメッセージを感じ取れる。

えんとつ町は現代の社会を表しているし、自分達とは異なるゴミ人間プペルを受け入れらないところなんかは現代そのものを表している。
そんな中でもメインのルビッチとプペルを使って、回りに流されず自分を信じぬくことが何より大切であるというメッセージをしっかりと伝えている。

勘のいい人なら物語の途中でプペルの正体がルビッチの父親であることに気がつくと思う。
現に僕もプペルの正体には途中から検討がついてたけど、物語を最後まで読みたいという欲求に駆られた。

僕は途中でオチがわかってしまうような作品をあまりいい作品だと思ったことがほとんどない。
でも、今回は例外だった。

物語に引き込まれ、プペルとルビッチが目指した煙の向こうの景色を、気がついたら僕も見てみたいと思ってしまっていた。
周りに流されることなく自分を信じぬいたその先に何があるのか僕も僕自身で見たいと思ってしまった。

えんとつ町は僕の目には現代の会社そのものに感じられた。
会社の代表取締役がルールという何本もの煙突を立てて、煙で空という情報を遮断し、働くことに疑問を抱かせないようにしている。
煙の向こう側を見たいのなら、煙がない場所をひたすら目指さないといけないのが現代の社会だ。

頭の中でCG映画が流れた

CG

僕は「えんとつ町のプペル」を読みながら少し不思議な感覚になった。
いつも小説なんかの物語を読むときは、書かれている文章を自分の頭なかでイメージして読む。

だいたいドラマかアニメっぽいイメージで、読んでる文章通りに出てきたキャラクターが喋る。
今回の「えんとつ町のプペル」も挿絵を元に頭のなかでイメージして、書いてある文章通りキャラが喋っていた。

でも、今回のイメージはいつもと少しだけ違っていた。
いつもは実写か2次元の絵であるイメージが、フルCGアニメのイメージになっていた。

最後の方はフルCGアニメ映画のクライマックスシーンをイメージしていて、頭のなかで壮大な音楽まで流れた。
僕は人より想像力は乏しいほうなのだが、今回のCGアニメイメージは、はっきりとイメージできていた。

たぶんだけど、鉛筆だけで書かれたという挿絵が細かく綺麗な絵であったことも要因だと思う。
この作品はフルCGアニメ映画として映像化されればもっと面白くなるんじゃないだろうか。

キングコング西野さんという人間

キングコング西野

最後にキングコング西野さんについて。
僕にとってこの人のイメージは「炎上芸人」。

アメトーークの「好感度低い芸人」なんかで品川庄司の品川さんと二人、嫌われ芸人TOP2みたいになってた。
この企画をやるよりも前から度々色んな所で炎上していたみたいで、僕も炎上の噂をいくつか聞いてた。

去年の10月にはアメトーークで「スゴイんだぞ 西野さん」の企画をやって、色々丸裸にされてた。
昔ほキングコングを中心とした芸人さんを集めてやっていたバラエティ番組「はねるのトびら」もTVで放送されていてよく見てた。

この頃からナルシストキャラだったけど、アメトーークでそのキャラがより一層濃くなり、嫌われ芸人の代表格みたいになっていってた。
正直ナルシストでプライドが高く、TVでかっこつけまくってる西野さんが僕は嫌いだ。

西野さんはタモリさんに頼まれて絵を書いて、出来上がった絵を見たタモリさんに「上手いよ。売れるよ。」と言われたことがきっかけで絵を書き始めたそうだ。
東京オリンピックのエンブレム案を募集している時期には、西野さん自身がオリンピックのエンブレムを書いてネットで公開し話題になった。

キンコン西野、新エンブレム提案「僕ならこうする」→「天才」だと話題に【東京オリンピック】

西野さんのすごいところは嫌われていることを物ともせず、その発想力と行動力で時代の先駆者になっていってるところだ。
本人はそんなこと意識せずやりたいことをやっているだけのことだろうし、無料公開して炎上することもわかっていてやっていると思う。

えんとつ町のプペル無料公開について

本を買えない子供のために、本の内容を見せてあげたいという一心だけで、炎上することも承知した上での無料公開に踏み切った。
僕はこれに関して「立派」とも思わないし、「愚か者」とも思わない。

一人の人間の覚悟に対して言及することなんて僕にはできない。
キングコング西野さんを始め多くのクリエイターさんたちが集まって作った作品に触れられる機会を与えてくれたことには感謝している。

「えんとつ町のプペル」無料公開後、Amazonや楽天で売り上げランキング1位になったそうだ。
この結果は本を無料公開したことも要因だと思うが、何よりも作品そのものが評価された証拠ではないだろうか。

あとは西野さんがかっこつけるのを辞めて、批判してくる人を無視すれば更に飛躍する。
僕はそう思う。

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