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僕が人生で始めて「ついていこう」と思えたたった一人の上司

ついていきたい上司アイキャッチ

上司ともめては仕事を辞めてしまうことが多い苦労詐欺です。
合わない人はとことん合わないんですよね~。

つい先日、ブロガー仲間のミナミさんがこんな記事を出していたんだよ。

 

www.keyumino.com

2人の上司の共通点を読みながら、自分も10年近く会社員として働いてきて「ついていこう」と思った上司がたった一人だけいたことを思い出したよ。
今回はそんな上司の話でもしようかと。

 

最初は注意されて雰囲気が悪かった

上司からの注意

その会社は未経験の人でも中途採用してくれるような会社で、僕はその業界に興味があったから迷わずその会社の求人に応募したんだよね。
一次面接・二次面接と受けて、二次面接を受けたその日に合格通知をもらい、来月からその会社に勤めることになったんだよ。

勤め始めて三ヶ月ぐらいは同じ課の上司に仕事を教えてもらいながら毎日仕事をこなしてたよ。
ある日、トイレに入っていた僕はズボンを履いてトイレから出ようとしたときに事件が起きたんだよ。

締めていたベルトの金属部分が疲労を起してたみたいで、ベルトを締めた直後に金属部分が割れて吹っ飛んで行ったんだよ。
完全に割れていて修理しようが無い状況になっちゃったんだよね。

その出来事は週の半ばに起こってしまい、新しいベルトを買いに行く暇も金も無かったから、暫くベルト無しで過ごしてたんだよ。
数日後、たまたま近くの席に座った部長が僕がベルトをしていないことに気づいて、「来週までにベルトを買って来い」って注意されちゃったんだよね。

ベルトをしていない僕が非常識で、僕が悪いんだけど、なんか注意されたこと自体はあまり気持ちよくなかった。
僕はその週の週末に新しいベルトを購入して、次の週にはそのベルトをつけて出社し事なきを得たよ。

この注意をした部長が、僕が後に「ついていきたい」と思った上司だよ。
この部長の威圧感がすごかったのを今でもよく覚えているよ。

席が近くなり日に日に仲良くなった

上司と仲良くなった

そこから数週間が経ったとある日、課の筆頭者から終礼でこんなことを言われたよ。

今週末席替えするから。苦労詐欺君の席の隣に部長が座ることになるから。

は......え......あ、はい......

かなり驚いて、しどろもどろしながらもどうにか返事したよ。
ベルトの件で注意されたこともある相手だから気まずいな~と思いつつ、部長が座る側にPCのHDDを縦置きにしその上にティッシュを置いて、とりあえず壁を作ったよw

部長に画面を覗かれたくないのと、部長の威圧感が強すぎるので何かしらの壁を作りたかったんだよね。
そして部長が僕の隣に席移動してきたんだけど、部長は僕のベルトが無いことを注した件を忘れているみたいで、普通に明るくしゃべりかけてきたんだよ。

最初は内心驚いてたんだけど、とりあえず話はちゃんと聞かなきゃと思って、上司のほうを向いて話を聞いて、受け答えするようにしていたんだ。
これが印象がよかったみたいで、席が隣になった日から仕事の話だけでなくプライベートの話もするようになり、日に日に仲良くなっていったんだよ。

後から話を聞いたところ、人の話をぼくがちゃんと聞こうとする姿勢にかなり好感を持ったらしい。
できるときは体や顔を相手のほうに向けるし、そうじゃなくても作業しながらも話をちゃんと聞いて受け答えするのが、部長的には尚良かったらしい。

後、第一印象が「こいつボーっとしてて大丈夫か?」って感じだったらしく、そのギャップにも驚いたんだとか。
どうも僕はいつも眠そうな顔をしているらしく、やる気がなさそうに見えてしまうらしい。

「ついていこう」と思った瞬間

ついていこうと思った

部長が僕の隣の席になり、そこからまた数日経ったある日、今度は部内全体での飲み会があったんだよ。
部長も僕もこの飲み会に参加し、大いに盛り上がって、一次会だけでも結構お酒を飲んだと思う。

一次会が終わって、二次会でラーメンを食べに行こうという話になったんだよ。
二次会に行くメンバーにも僕と部長は参加してた。

部内のまとめ役で筆頭主である部長はいろんな人に好かれていて、慕っている部下はいっぱいいたんだよ。
一次会中もそうだったんだけど、二次会場所へ移動している道中も色んな人が部長に話しかけられたり、絡まれてたりしたよ。

絡んでいた人のうちの一人が話の流れで部長に向かってこんなことを言い出した。

部長~~焼きそばパン買ってきて下さいよ~。

かなりお酒が入って酔っていたんだと思うよ。
友達にでも絡んでいるかのようなノリになっていて、ちょっと驚いたよ。

俺はパシリか!

部長はいつもと変わらない笑顔でツッコミを入れてた。
ちなみに部長は飲み会後、自分の車を運転して帰らないといけなかったから、完全にシラフだった。

僕は部長に近づいて、1つ質問をしてみたよ。

い、一応、部長で上司ですよね?ww

ああ、俺上司だと思われたくないから。同僚ぐらいがいい。

僕はこの言葉を聞いたとき心底「この人についていこう」って思ったよ。
本当に多くの人に慕われて上に立つ器を持っている人なんだと感じたよ。

居眠りについての考え

居眠りの考え

あるとき、自分の席の近くで、部長についての話をしているのが聞こえてきたんだよ。

部長に居眠りしているところ見られちゃったんだけど、怒られなかったんだよね。

居眠りについて聞いてみたら『居眠りしちゃうことはしょうがないし、俺だってすることはある。ただ、仕事をしようって姿勢があることとある程度の成果を出しているならあまり注意しないよ。』って言われた。

だから私も居眠りについて咎めない、その代わり仕事をしようっていう姿勢をしっかり見せてほしい。

この人は僕とは別の課の人で、平社員より1つ上の役職についている人だったよ。
平社員の僕がこんなことを部長から言われたら、寧ろ居眠りを直そうと努力するし、この話を聞いた次の日から居眠りを直そうといろいろ試したよ。

上司が去っていった日

去っていった上司

ある時、会社全体で仕事の方針が大きく変更になる可能性がある(ほぼ確定)という話しが上がったんだよ。
これに伴って、営業側がメインで案内していたA案をサブで案内していたB案と入れ替えてお客様に案内しないといけなくなったんだよ。

このサブで案内していたB案なんだけど、これでの依頼が大幅に増えると、とある課の負担がものすごいことになっちゃうんだよね。
これはよくないと思った部長は仕事の方針が大きく変更されたと同時に、A案でもB案でもないC案を独断で案内するようにしていたんだよね。

一応このC案に関して部長は上層部に打診をしたものの、上からは「B案でいいだろ」と却下されてたんだよね。
それでも諦めなかった部長はC案を内密に行い、課の負担を減らしてあげようと必死になっていたよ。

結局部長の動きは上層部にバレて、部長は大目玉を食らってしまうことになったよ。
僕からしてみれば社員のことをしっかりと考えてとった部長の行動は、社員のことを考えていない上層部と比べてよっぽど信頼できると思ったよ。

これがきっかけだったのか、それともかなり前から決めていたことなのか、部長はこの半年後に会社を去って行ったよ。
部長が会社を去る二ヶ月前に会社で一番仲の良かった同僚が会社を去ってしまっていて、僕の心にはポッカリと穴が開いたようになったよ。

後日談

僕はこの出来事の1年半後に課の上司と関係がギクシャクして、ちくられて会社を去ることになったよ。
会社を去ってすぐ、僕よりも先に会社を去った同僚と上司に連絡をとってみたんだよ。

そしたら驚いたことに2人ともアフェリエイターになっていて、月々かなりの稼ぎがあることがわかったよ。
部長にいたっては、会社を辞める一年以上前から、コツコツとアフェリエイトをやっていたらしいよ。

会社を辞めた僕も、会社に勤めず稼いでいく方法を模索しているよ。
とりあえずは会社勤めしていたときの給料を越える稼ぎを出すことが目標だよ。

上に立つ人の中でも「ついていきたい」と思わせてくれるような器を持った人って一握りしかいないと思うよ。
そうゆう人は大体上下関係に拘らないし、部下と同じ目線を持ってしっかりと考えてくれる人なんだと思うよ。